こんにちは!
台湾の大学を卒業した後、台湾でOLしている(@lilytaiwan__)です!
前回は國立政治大學語学学校の正規コースの授業の様子などについて書いていきました。
今回は國立政治大學語学学校の正規コースの学費と寮について書いていきます。
費用
学費
学費は春、夏、秋学期は12週間、33000元
冬は10週間と期間が短いため、27500元となっています。
註冊費
註冊費(登録料)は1000元です。毎学期払います。
保險費
保険料(医療保険)は1300〜2100元です。
台湾の法律により、留学生は保険に入らなければなりません。
もし日本ですでに海外保険などに入っている場合、この費用は省くことができます。当日、保険に入っていることが証明できる書類を提出しましょう。
日本で入る海外保険は様々なオプションがついていますが、簡単な医療保険だけで良いと思えば、語学学校で入るのも良いかと思います。
語学学校の医療保険は、上限1000元で、医者にかかったらその分の費用が返ってくるというものです。
もし500元かかったら、先に自分で払い、後で語学学校から500元返ってくるというものです。
もし1000元を超えたら1000元返ってきます。
ただし、台湾には掛號費(受付料)が200〜300元ほどするので、そちらは自腹となります。
ちなみに語学留学生はまだ台湾の国民保険には入れません。
書籍費
書籍費(教科書代)1000元。教科書がない場合は学校で購入できます。
これら全ての費用は学校に行った1日目に語学学校の事務所で払います。
現金または国際クレジットカードで払えます。
住居
語学留学生が住むことができる寮は主に2つでした。
IHouse
國立政治大學の簡単な地形を書いてみました!雑ですみません笑
國立政治大學は山近くに位置します。
多くの大学の建物や宿舎、レストラン、雑貨屋などがあるのは山のふもとで、平な場所にあります。
IHouseも山のふもとの方にあり、生活には大変便利な場所です。
宿舎に住んでいるのはほぼ外国人でした。
家賃は3ヶ月(1セメスター分)1人部屋39000元、2人部屋25500元です。
1ヶ月計算では1人部屋13000元、2人部屋8500元です。
ちなみに一般の学生より、語学留学生は若干値段が高いようです。
以前1人部屋を見せていただいたことがありましたが、それなりに広く、清潔感もあったように思います。
1人部屋には1人用のソファーもありました。
よく言えば簡単なホテルのような感じです。
一階には多目的スペースや、カフェもありました。
各フロアにか、一部屋だけだったかは覚えていませんが、コンロがあり、料理することも可能だったと思います。
しかし、値段が少し高いことと語学学校が遠いことがデメリットです。
語学学校は山の上にあるので、毎日山を歩いて通学するか、大学敷地内循環のバスに乗らなければなりません。
歩くのもそれなりの距離と勾配がありますし、バスに乗るにしても、大学の近くではありますが、敷地内ではないので、バス停まで少し歩かなければなりません。
自強十舍
私が以前住んでいたのはこちらの寮です。
こちらは中庭から撮った写真です。(私が岩の上でふざけています)
こちらは語学学校の近く、山の上にある宿舎です。
自分の部屋から語学学校の教室まで徒歩で10分ほどで着く好立地。
家賃は2人部屋23150元(補償金1000元が含まれており、退居したら返ってきます)
1ヶ月分は約7700元とIHouseよりは安めです。
1人部屋はありません。
誰と住むかは選べませんが、3ヶ月ごとにルームメイトを変更するかを決められます。
私は最初の3ヶ月は日本人、次はタイ人でした。
男女で建物が分かれており、カードをかざして寮の入り口や部屋に入ることができます。
エレベーターも完備されています。
部屋は学生宿舎にしてはかなり綺麗な印象でした。
國立政治大學で一番綺麗な学生寮だと聞いたことがあります。
こちら私の以前住んでいた部屋です。
入口付近にクローゼット2つ、靴置きが真ん中にあります。
向かい側にレームメイトの机とベッドがあります。
(退居前夜で散らかっています)
ルームメイトと自分のスペースが左右で分かれているのがよかったです。
クローゼットの反対側にトイレとシャワー、洗面所があります。
台湾の多くの部屋はシャワー室に仕切りがなく、シャワーをするとトイレ、洗面所が水浸し…なんてことがありますが、こちらはしっかりドアが付いており、シャワールームとして区切られていました。
こちらは廊下です。
それぞれのフロアの真ん中ほどに電子レンジ、オーブン、給水所、流しがある部屋がありました。
この部屋でご飯を温めたり、食べることができます。
その隣の部屋にはソファーがあり、電話をするときなどに利用できます。
一番上の階には洗濯機や乾燥機がありました。10元入れると動きます。
上の階まで洗濯物を持っていって洗い終わったら取りに行って、今度は乾燥機にかけて、また取りに行って…と、かなりめんどくさかったですが、学生宿舎はだいたいそうだと思います笑
語学学校には近い自強十舍ですが、デメリットはなんといっても生活に不便…!
なぜなら山の上だからです。お店もあまりありません。
こちらは宿舎の中庭にあるコンビニ。
こちらは同じく中庭にある、小さなカフェで食べたパスタです。美味しくなかったです笑
道路向かいにも学生宿舎があり、そちらの地下には学生食堂と生活用品店がありました。
学生食堂の麺のお店は安い上に副菜を三種類選べてかなりボリューム満点でおいしかったと記憶しています。
朝ご飯屋さんもおいしかったです。
毎日だと飽きてしまいますが、たまに食べるにはよい選択肢だと思います。
コンビニと麺のお店は行きすぎて店員さんに顔と名前を覚えられました笑
外に部屋を借りる
寮に住まずに学校の外に部屋を借りて住む方法もありますが、語学学校生は借りるのが難しいのと、やはりお金がかかりますね…
語学学校生は短期の方が多く、大家さんにあまり受け入れてもらえなかったりします。
一番短期でも半年から、多くは最短一年契約からです。
長期にわたって語学学校を通うつもりなら考えてみるのも良いと思います。
また、台北は一人暮らしの部屋が1万元以上するのは当たり前です。
政治大学あたりは田舎なので中心地よりはまだ安い方ですが、それでも高いです。
外で住んでみたい方は、最初は寮に住んでみて、外に住むのはそれから考えましょう。
仲の良い友達ができたらシェアハウスしてみるのも良いと思います。
シェアハウスは1人で住むより費用を節約できます。
まとめ
今回は費用と住居についてシェアしていきました!
2つの寮についてまとめると
IHouse
メリット
- 綺麗で新しい。
- 外国人が多く友達ができやすい。
- 近くにお店もたくさんあり、便利で活気がある。
- 料理を作ることもできる。
- 1人部屋と2人部屋がある。
デメリット
- 家賃が少し高い。(3ヶ月1人部屋39000元、2人部屋25500元)
- 語学学校に通うには不便。
自強十舍
メリット
- 家賃が少し安い。(3ヶ月23150元、補償金1000元を含む)
- 語学学校に通いやすい。(部屋から10分ほどで到着)
- 寮は比較的綺麗。
デメリット
- 周りになにもなく不便。
- 山の中。
- 語学学校以外のところに行くのに不便。
- 2人部屋しかない。
- 料理はほぼ不可能。
- 外国人は比較的少ない。
私は値段を見て即決で宿舎にしましたが、語学学校には近いし、半年住む分にはそこまで不便には感じませんでした。
みなさんもどちらが自分に合っているか、よく考えて選んでみてください。
寮生活では友達もたくさんできて楽しいですよ!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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國立政治大學の語学学校について詳しく知りたい方
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