こんにちは!
台湾の大学を卒業した後、台湾でOLしている(@lilytaiwan__)です!
ここ最近、台湾でもコロナウイルスが蔓延してきました。
大学は全ての授業がオンラインになり、友達にも会えず、寂しく、暇な毎日です。
台湾は感染者がほぼゼロという、世界で一番コロナウイルスの被害を最小限にとどめた奇跡の国…であったはずが、ここ最近急激に感染者が増え、連日右肩上がりで増加しています。
5月27日には1日の新規感染者が401人、後日感染が判明した感染者(校正回歸)が266人で、667人となっています。
なぜ急速に感染者が増えたのでしょうか。発端はどこからなのか。皆さんとシェアしていきたいと思います。
発端はパイロット
台湾は長いこと台湾本土の新規感染者は0人をキープしており、感染者といえば、海外から入国してきた方がちらほら出るのみでした。
コロナウイルスの影響なく生活でき、日常的にマスクなどはしていませんでした。
すっかりコロナウイルスのことなど忘れかけていた台湾に変化が訪れます。
2021年4月20日、チャイナエアラインの3人のパイロットの感染が判明します。
一人はインドネシア国籍のパイロットで、オーストラリアにて感染が確認されます。
他の二人はアメリカから帰国してきた台湾国籍パイロットで、台湾に帰国し、感染が判明します。二人とも同じ勤務先でした。
そしてその3人がそれぞれ家族や他のパイロットに移してしまったのです。
そして感染者がさらに他の人に移してしまうという悪循環に…。
37人の感染者を出しましたが、なんとか食い止めることができた、ように見えました…。
ちなみにインドネシア国籍のパイロットとアメリカから帰国してきた台湾国籍パイロットの間に接点はないそうで、3人の感染源はいまだに分かっていません。
宜蘭 賭博場
次に集団感染が確認されたのは宜蘭の賭博場です。
最初の感染者は店で働いていた従業員で、5月9日から症状が出ており、11日に感染が確認されます。この感染者は他の従業員や客にも移しており、同じ日に複数人の感染が確認されます。
全部で9人の感染が確認されました。
新北 ライオンクラブ
クラブの最初の感染者は台湾ライオンズクラブ前会長で、5月11日に感染が確認されました。彼は他の会員や妻、台北市萬華の風俗店の店員など合わせて10人に移します。
ライオンズクラブでは25人の感染者が確認されています。
ちなみに宜蘭とライオンズクラブの感染者はチャイナエアラインの感染者との接触がないことから、どのように感染したのか、いまだに謎に包まれたままです。
しかし、全てイギリス型変異株であることから、感染経路の元は同じであると考えられています。
萬華 茶藝館(風俗店)
ライオンズクラブの前会長は5月4日に台北市の萬華區にある風俗店に行ったことが伝えられており、そこで接待をした店員の感染が12日に確認されています。
そこから同業者や客の間にあっという間に感染が広まってしまい、現在でも萬華區の風俗関係の感染者は非常に多くなっています。
まとめ
つい最近までコロナウイルスの影響をほとんど受けずに生活できていた台湾で、こんなに感染が広がるとは誰が予想していたでしょう…。
たった3人のパイロットから全台湾に感染が広がるところを目の当たりにし、コロナウイルスの感染力の強さを物語っています。
日本にいる方も、台湾で過ごされている方も、体には充分お気をつけてお過ごしください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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