こんにちは!
台湾の大学を卒業した後、台湾でOLしている(@lilytaiwan__)です!
多くの台湾留学生の中には、台湾に留学した理由の一つに、
台湾の大学の学費は安いからとあげる方も多いかと思います。
私もそのうちの一人です。
果たして、本当に台湾の大学の学費は安いのか、日本の大学と比較してみました。
日本
国立大学
文部科学省によると、平成29年度(2017年)の初年度の国立大学の学費は
授業料 535,800円
入学費 282,000円
合計 817,800円
と記載されており、ここ数年、この金額は変化していないようです。
学部や学科による学費の差もありません。
私立大学
文部科学省によると、平成29年度(2017年)の初年度の私立大の学費は
授業料 900,093円
入学費 252,030円
施設設備費 181,294円
合計 1,333,418円
と記載されています。
ただし、私立大学は文系と理系で学費にかなり差があるようです。
例えば、慶応義塾大学の2018年度では、
文学部で合計納付金が1,313,350円
医学部で3,833,350円
となっており、約250万円程の差があります。
台湾
台湾は学費が安いことで有名ですが、少し気をつけなければならない点があります。
それは台湾人と外国人は学費が違うということです。
外国人の学費は台湾人の学費よりかなり高くなっています。
(2022年レートを新しくし、台湾ドル1元=4.2円計算です)
国立大学
台湾の国立大学は学校によって学費が違うようです。
例えば、私の大学、成功大学(2021年)の場合、
文系平均1学期分
学費 30,311元 約12.7万円
雑学費 15,150元 約6.3万円
合計 45,461元 約19.1万円
理系平均1学期分
学費 30,583元 約12.7万円
雑学費 22,760元 約9.5万円
合計 53,342元 約22.4万円
一番高い医学部は1学期分
学費 40,851元 約17万円
雑学費 31,040元 約13万円
合計 71,891元 約30万円
となっています。
同じ大学でも文系、理系、医学部と差がありますね。
私立大学
台湾の有名私立大学、輔仁大學を例にあげると(2021年)
文系の学科で1学期分
学費 39,460元 約16.5万円
雑学費 7,970元 約3.3万円
合計 47,430元 約20万円
理系の学科で1学期分
学費 41,280元 約16.5万円
雑学費 13,840元 約5.8万円
合計 55,120元 約23万円
医学部で1学期分
学費 53,520元 約22.4万円
雑学費 18,980元 約8万円
合計 72,500元 約30万円
となっています。
ここで外国人の学費は私立大学と国立大学でほぼ差がないことがわかりました。
これには驚きです!
ちなみに台湾人の学費は国立大学と私立大学で2〜3倍の差があるようです。
しかし、台湾での認識として、やはり国立大学の方が頭が良いと言われているようで、
知名度を考えたら国立大学という選択肢になると思います。
まとめ
日本の大学と台湾の大学の学費及びその他納付金を表にしてみました。
(単位は万日本円。台湾ドルは日本円1元=4.2円)
授業料は在籍基本料、授業料、実習実験費の合計です。
台湾は2学期制なので、先程の数字を2倍にしてまとめてみました。また、国立と私立で差があまりないので平均にしました。
初年度の日本の国立大学合計は台湾の国公大学合計の
文系2.1倍 理系1.8倍という結果になりました。
また、日本の私立大学合計と比較すると
文系3.5倍 理系3倍となりました。
ちなみに医学部で比較すると
日本の国立大学は台湾の大学の1.36倍
日本の私立大学は台湾の大学の2.2倍
私立の慶應義塾大学は台湾の大学の6.4倍という結果になりました。
台湾に入学金はないので、基本的に4年間同じ金額になります。
日本には入学金があるので2年生以降は20〜30万円ほど少なくなりますが、それでも台湾の大学の学費が安いというのは明らかです。
4年間で計算すると差はさらに広がると思います。
金銭面で迷っているのなら、台湾の大学はとても安く留学できる方法です。
ぜひ参考にしてみてください。
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