こんにちは!
台湾の大学を卒業した後、台湾でOLしている(@lilytaiwan__)です!
台湾では今年、西暦2022年の1月31日から旧正月が始まります。
日本には旧正月を祝う習慣はないので台湾ならでは。
旧正月って聞いたことあるけど何するんだろう?
日本の正月と何が違うの?
今回はそんな旧正月の台湾での過ごし方をまとめてみました!
大掃除
日本でもありますね!
年末の大掃除!
部屋も心も綺麗にしてから年越しするのは、日本でも台湾でも同じなようです。
実家に帰る
日本ではお正月によく実家に帰ります。
台湾でも同じように実家に帰る習慣があるようです。
初めは父方の実家に帰り、初二(旧暦1月2日)に母方の実家に帰るようです。
この時期は高速道路も渋滞、電車も満席です。
渋滞解消のため、この時期は車に3人以上乗っていないと高速道路にすら乗れない決まりになっています。
みんなでご飯を食べる
親戚が揃ったらみんなでご飯を食べます!
台湾では料理は大皿に盛り、1人1皿お椀を持って自分の食べたい料理を取ります。
親戚がたくさんいたりするとすぐになくなってしまい、早く取りなさい!と、まさに戦争!笑
ちなみに魚料理は食べ切ってはいけないようです。
年年有餘といって毎年余裕のある生活が送れるようにという願いの有餘と有魚が同じ発音だからだそうです。
麻雀(麻將)
親戚が帰ってきたらみんなで麻雀をします。
台湾人は麻雀が大好き。
大人から子供まで楽しみます。
日本の麻雀よりもルールが簡単で覚えやすいです。
春聯
台湾では旧正月が近くなると、赤い用紙に縁起の良い様々な言葉が書かれた春聯を玄関のドアに貼っている様子をよく見かけるのではないでしょうか。
これは昔話の、旧正月になると来る子供を食べる鬼(年獸)が赤が嫌いだからという由来からきており、魔除けの意味と
福を招き入れる意味があるそうです。
鞭炮(爆竹)
この時期外では四六時中バンバンと爆発したような音がよく聞こえ、とてもびっくりしますよね。
私はいまだに慣れません。
あれは爆竹を鳴らしているのです。
こちらも上記でお話した年獸の昔話から由来がきているようです。
年獸は赤いものの他に、爆竹も苦手なようで、住民はそれを鳴らして追い払ったようです。
普通の道路などで結構頻繁にバンバンやっています。
危ないんじゃないかと心配になってしまいます笑
お寺(寺廟)にお参りに行く
旧暦の1月1日にはお寺(寺廟)に行ってお参りをします。
今年も一年安心して暮らせるようにとお願いします。
宝くじ(樂透)
日本にも年末ジャンボがあるように台湾でも正月には宝くじを購入するそうです。
キッラキラの門がまえ。宝くじ屋さんだとすぐにわかります。
台湾には様々な種類のくじがあります。
こちらは旧正月中毎日当たりの数字が発表される、大樂透!
1つの数字の並びで50元です。
普段もあるようですが、この時期は金額が増えるんだとか。
こちらは削ってその場でわかるタイプのくじ、刮刮樂。
削るのも楽しいですし、すぐにあたりがわかるのも面白いですよね。
何種類かあり、値段も一枚100元のものから2000元のものまで様々。
私は100元のを買って100元当たりました〜!
損しなかったということでよかったよかった。
お年玉(紅包)
台湾にもお年玉文化があります。
日本と同じように目上の方が子供達に配ります。
ただ、少し違うのは台湾ではお金を赤い袋に包み、紅包と言われています。
それと奇数ではなく必ず偶数の金額を渡します。
また、もらったらお年玉を旧暦の1月15日まで、15日間枕に入れて眠るとお金が今後増えるんだとか。
さらにこのお年玉のお金でテストを受けるといい結果がついてくるというジンスクもありますよ!
ご先祖様を敬う
台湾のお正月では新年を祝う他にもご先祖様に感謝する日でもあります。
お墓の掃除に行ってお線香をあげたり、紙錢を燃やしてご先祖様にお金をお届けしたりします。
古い台湾の家には家の中に仏壇のようなものがあり、そこにお供物を並べたりもします。
旅行に行く
旧正月はとっても長いお休みになります。
今年はかなり短めで1週間ほどでしたが、去年は2週間ほどあった気がします。
(旧暦で過ごすので、毎年変化します。)
こんな長いお休みだからこそ、家族や親戚で遠出したりします。
まとめ
日本では経験できない台湾の旧正月、楽しんでいただけたでしょうか。
日本のお正月はどちらかというと物静かに過ごすイメージですが、台湾はとっても賑やかです。
また、お年玉を渡したりと、日本と少し似ている習慣もたくさんありました!
比較してみると非常に面白いです。
明けましておめでとうございます。
今年もYuriをよろしくお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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